注目キーワード
  1. ブログ移転

お弁当に新たな刺客。 @きぃ

  • 2006年4月19日
  • 2022年3月9日
  • 雑記
  • 1件

40~50代のおじさんたちが集う職場にとって、“現役大学生が作るお弁当”というのはかなり刺激が高い。これまでに職場の先輩社員たちから数多くのコメントを頂いてきたが、今回のコメントはなかなかの実力派だったと思う。


今回の挑戦者は名もなきおばちゃん。仕事の関係上、月に1度しか会わないおばちゃんです。
まずは知らない方のために過去日記参照っと。
現役○学生のお弁当。 @きぃ
 
トラブルの電話で半日が終わり、午前中の仕事を終えたオレ。お弁当を持って食堂へ向かったオレは適当に席に座り、お弁当を出して食べていました。と、そこへ偶然なのか遠くから見つけてきたのか分からないけど名もなきおばちゃんが通りかかる。
 
「あら~いいわね~愛妻弁当~」
 
例によって例の如く聞き慣れた言葉が耳に絡みつく。やはり「愛妻」が引っ掛かる。オレは“愛妻”という言葉は今のところ好きじゃない。なぜって愛妻って言うとどうしても20後半の女性という勝手なイメージがあるから。
だから今までオレはゆうを尊重して結婚してないことと彼女に作ってもらってることを言い、訂正させてきた。今回ももちろん訂正させるはずだった。
だけど名もなきおばちゃん。オレの返答なんか聞きたくねーよと言わんばかりに、間髪いれず話しかける。「愛妻弁当」っていう台詞はいつものことだからオレだって瞬間的な対応だったはずなのに、台詞と台詞の間がコンマ1秒もないおばちゃんの会話はもはや井戸端会議の主導権を握るクイーンオブおばちゃんそのもの。
そんなクイーンだからこそ、次のコメントには手の出しようがなかった。
 
「見てよほら。あたしなんか憎しみ弁当よ~?もう笑えないわよ~」
 
と言いながら笑いながら去っていくおばちゃん。訂正する機会をなくし、笑っていいのか分からないこの状況にちょっと混乱するオレ。おばちゃんは話しかけるだけ話しかけてもういなくなっていた。
後ろを振り向くと遠くの方でお弁当を食べているおばちゃんを見つける。なんだかんだで仲いいんじゃないのかなと思いながらオレもゆうのお弁当を食べ始めた。