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「千手観音」の感想。 @きぃ

10月20日のブログ(「千手観音」初のジャパンツアー。 @きぃ )でも書きましたが、「千手観音」の感想をまだ書いてなかったので書こうと思います。
まず、今回の「千手観音」ジャパンツアーを見て思ったことはひとつだけ。耳が聞こえない方、目が見えない方、手足が不自由な方を、ただ単純に”障害者”という単語で表現するのはもったいない気がしてならないです。
 


ネタバレのことも考えてあまり内容は言いませんが、とにかくパワフル。そして繊細。普段五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を使ってる人というのは全体的にバランスよく使って日常生活を過ごしてると思うのだけど、障害を持つ方はその感覚が1つ以上存在しない。
ということはその分違う何かで補わないといけないため、五感を持ってる人よりも何かが優れているということになる。
その優れた部分を努力だったり才能だったりで更に強化され、このような素晴らしい演劇になったんだろうなと思うと感嘆する。見終わった後はもうおなかいっぱいで(笑)、何がなんだかよく分からなかった。横にいるゆうは感動して涙出ちゃってたし(オレも涙目だったけど^^;、ホントすごかったです…。
写真禁止だったので何も残ってないのだけど会場で公式パンフレットと公式DVDを購入しました。しかも購入した人だけサインもらえるとのことだったのでちゃっかりもらっちゃった^^;
サインは「千手観音」を演じてた2人と両腕を事故でなくした方の合計3人にサインしてもらったのですが、両腕のないお兄さんは口にマジックペンを銜えてサインしていました。たくさんお客さんがいたので大変だと思うのに、顔色一つ変えずに後列の方にいたウチラの分もしっかり書いてもらいました。
手話で「ありがとう」と言ったときの3人の笑顔がよかったです。
 
興奮冷めぬ中、会場を出るゆうとオレ。幸せな気持ちでいっぱいでした。
会場を出て少し歩くと会場の入り口近くに千手観音のポスターが貼ってあるのを見つけました。ふとここで思いつきます。ポスターくらいなら写真撮ったっていいでしょう?というわけでパシャリ。
 
中国障害者芸術団の「千手観音」

大変いい演劇を見させてもらったなと思いました。
この機会をくれた(チケットをくれた)ゆうの母にはホント感謝ですね。
 
千手観音を見た後はゆうの実家へ。疲れもたまってたせいかその日はすぐに就寝。翌日はゆうとシャワー浴びたりごはん食べたり。特に用事もなかったのでゆっくり支度しました。
ゆうの実家を出て最寄り駅に向かう途中はノラ猫とお戯れ。なんか餌を欲しいようでオレとゆうに寄ってきます。そんなゆうをオレは後ろからパシャリ。う~ん、ゆうもねこもかわいいです><b
 
ゆうと野良猫

あんなに近寄ってくれるので猫好きのオレとしてももっとじゃれ合っていたかったのだけど、ストッキングを守るのに必死なゆうを先に帰らすのもあれなので、仕方なくすぐお別れしました…。
家に着いたのは結局17時くらいだったかな?あっという間の土日だったけど、1泊2日の結婚後初のデートはとても楽しかったです。そういえば次の機会はあの映画かも?今からもう楽しみです^^