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真相その2。 @きぃ

真相その1。 @きぃの続きです。
 


オレが涙が止まらないほど泣いてしまったのはゆうがブログ【後悔と発見と決意 @ゆう】で書いたように、「どんな状況であれ、自分が悪ければ、まず謝る」というルールを守らなかったこと…ではないです。
ゆうが「そんなことを言った覚えはない」、「忘れた」と言った瞬間、信じて疑いもしなかったゆうと幸せになるためのルールが崩れていった。オレが夜中にゆうを落ち着かせたときの「こうすれば元に戻るんじゃないか」とか「こう言えば大丈夫かな」と考えて対応したオレの気持ちを全て否定された…あのときオレはそう感じた。
涙が出たのは今までオレが信じてたものが壊れたから。分からなくなったから。涙と一緒に出てきたのは当時の思い。ゆうだけがつらかったわけじゃない。何も分からない状況でオレはこらえるしかなかった。台詞ひとつ間違えたら暴れる。物を投げる。泣き叫ぶ。そして自傷。その…繰り返し。
怖かった。怖かったけど…オレは自分で自分の行動を省みて勉強するしかなかった。それだけが心の支えであり、自信だった。ゆうを救うための唯一の鍵だったんだ。
 
涙が流れて止まらなかった。
じゃあオレは何のために頑張ったんだ…?誰のために頑張ったんだ…?
ゆうに対して出た台詞じゃない。オレがオレ自身に対して出た台詞。
どうすればいいか…オレ自身分からなくなった。
 
泣いている間、ゆうはオレに語りかけてきた。はっきり言って聞こえなかった…当然覚えていない。オレの思いや気持ちに対してのゆうの気持ちは言葉では分からなかったけど、温もりとして伝わってきた。抱かれてイヤとは感じなかったのはゆうが嫌いなわけじゃないから。単に信じるべきものが崩れたからだろうと今となってはそう思う。
 
――今。
オレのルールもオレがゆうに対する姿勢も今までとは変わりはない。たぶんゆうのオレに対する意識は違うのかもしれないけど、まだ実感は沸かない。今日は突然不安に陥ることがあった。ゆうがどこかに行ってしまうんじゃないかという思いが沸いてくる。そんなことないと思いたいのに…思うのが難しい。たぶん、ルールが壊れてしまって自信がないんだろうなと思う。と同時に、ルールなんて面倒なもの作らないと生きていけないなんてオレって面倒な奴だなとちょっと後悔した。
人間、生きていく上でいろんなことを学んでいく。オレにとって生きていく上で学んだ重要なものがルールと呼ばれるものです。この不安がいつになったら取り除けるのか分からないけど、ゆうが「3年かけて作ったんなら3年かけて治したげるから」と言ってくれた。嬉しく思いながらも「治るのに重症だったゆうと同じくらい時間かかるわけないよ」と返事した。
オレがそんな長い期間不安な状態になっていたらゆうが体調崩してしまう。そしたらもっとひどい状況になるし、それは避けたい。不安は突然襲ってくるけど…少しずつ少しずつ回復していこうと思います。もう少し情緒不安定かもだけど、ゆうは責任持って付き合ってもらわないとね…。
 
いろいろとよろしくね。