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写真家-細江英公(球体写真二元論)。 @きぃ

  • 2008年11月22日
  • 2022年3月9日
  • 雑記
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タイトルの写真家の展覧会が兵庫県、尼崎で開催されていたので行ってきました。あんまり個展行ったとかブログに書いてなかったような気がするけどけっこう頻繁に行ってたりしてます。今後はちゃんと書こうかなと思ってさっそく書いてみます。
個展のチケットはたぶん全部だったと思うけど、全てゆうの両親から横流しです。両親2人とも芸術家なので各種招待チケットが手に入るのですがあんまり個展に行く時間がないため、ウチラの手元に来ることになります。ゆうも小学生の頃からいろんな個展に行ってたらしぃ。
 


ま、今まで行ってきた個展の話はいずれ思い出したときにでも書くとして、今回は写真家、細江英公のお話です。会場は撮影禁止なので画像はなし。関連するリンクは探してきたのでどんな感じなのかはリンク先で感じてもらえればいいかと思います。
 
細江英公(ウィキペディア)
細江英公写真写真芸術研究所(http://www.eikoh-hosoe.jp/)
 
感想ですが、何十年も前に撮られた写真が今も変わらず新しく見えて衝撃的でした。個人的には写真は芸術にはなれてもアートにはなれない感じだったのですが…う~ん、世界が広がりました。会場で無料で読めた「おかあさんのばか」という写真付き詩集もなかなか良く、ちょっとしんみりきちゃいました。
ちょっとだけ内容を話すと、脳出血で母をなくした小学校6年生の女の子が家族の中で女は1人だからと家事を頑張ったり、教師である父親の手助けをしたり、でも母を亡くした苦悩とも立ち向かったりと詩のいたるところに小さい女の子(古田幸さんという方)の思いが散りばめられてます。
タイトルにもある「おかあさんのばか」という台詞は自分を置いて逝ってしまった母に対する台詞。詩集自体は40年前の作品で英訳されて外国で大反響を呼んだらしいのだけど日本では日本語で出てなかったみたいで。でも命の大切さとかそういうものが今必要じゃないの?ってことでついに日本語版で販売することになったみたい。
読んでたゆうもちょっとほろりと来たみたいで「買う?」って聞かれたけどやめておいた。欲しいとは思うけど一応読んだしね…。それにあれは一部だろうし、買うなら小説レベルの大作を読んでみたい。
 
今まで写真の個展は見に行ったことなかったけどなかなか収穫のある個展でした。
さて…ジャンルは変わりますが明日もまた個展に行って来ます(苦笑。同じ個展でも明日はなんと国宝モノです。知ってる人は知ってると思いますが【国宝 三井寺展(http://miidera.exh.jp/)】に行って来ます。どんなものが待っているのか分かりませんが、さらに感性が磨かれることでしょう。
内容は明日、また書きたいと思います。