皆既日食:各地で一喜一憂 悪石島は「雲隠れ」
朝、見れないだろうなぁと諦めながら会社へ行った。天気が悪いからと言うわけではなく、単純に忙しくて日食どころではない今日のスケジュール。午前も午後も会議三昧。見れないと思っていたので日食の時間さえも知らなかった。
…ぼーっとしながら会議用の資料を作成してるとふと声が聞こえた。
「日食見えるよ」
「・・・っ!」
ふと聞こえた台詞に脳が反応。声が聞こえた方を見るとどうやら曇ってるとは言っても雲の隙間から見える云々と誰かに説明していた。これは行くっきゃない。
どこからか聞こえた声の主に感謝しつつ、見えると言ってた会社内のある場所へ向かう。
太陽のある方角は会社のほぼ真上。見えると言われた場所もちょっと太陽が見えづらい場所だった。しかもちょうど雲の濃い部分に隠れてしまったようで何も見えず、しばし待つこと数十秒。あとちょっとで雲が薄くなる部分に突入する…っと思った瞬間、違和感を感じた。
よく見ると太陽が欠けている。
まるで三日月のような形をした太陽がそこにあった。
見慣れぬ太陽の姿に見とれていると雲の隙間から出ようとする太陽。その瞬間、眩しすぎて反射的に目を逸らした。ネットやテレビでも言われてるけど、さすがに裸眼で見るのは危険らしい。視力いいのにたかが日食で視力悪くなるのは却下なのでその後も気をつけながら日食を堪能した。
わずか数分の出来事。その数分の間に薄い雲の向こうに日食を見ることが出来た。曇っていたのはある意味ラッキーだった。曇っていなかったら確実に眩しすぎて見えなかったと思う。
日食が見れたことをゆうに話すとゆうは見れなかったらしい。
どうも天気も場所も悪かったらしい…こればかりは仕方ない…。
仕方ないが、感動をブログに書いてねと言われてしまった。困りつつもオレはゆうに答える。
「何も感動はなかったけどね」
いやホント。暗くもならなかったし、眩しかったし、ずっと見れたわけでもない。
テレビの中継でみんな感動したって言ってるのに~と言われたけど、そんなもん知らん(ぁ。
死ぬ気で仕事やってる合間に見て、見たあとも死ぬ気で仕事やってたからなのか、たぶん感動とかそういう感情は生まれなかったんだろうなぁと個人的にはそう思いたい。それか単純に疲れてるんでしょうね…今もこの文章書いててもテンション上がらないし…orzもうダメ…
そういえば『日食は胎児に悪影響があるとして、インドでは妊婦が室内にとどまるように忠告された』っていう記事を見つけたけど、まぁ嘘かホントか知らないけど、ゆうは室内にいたし見れなくて残念だったけど、リンクのこと考えたらよかったかもしれないね。