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ツタンカーメン展 @ゆう

 遅まきながら感想を…
 一番最後の部屋で見られるツタンカーメンの棺(人型の全身が黄金で包まれ、顔にはファラオのマスクが施されているものです)、これが今回最大の感動でした! よくテレビの特集で映るものですが、やはり肉眼で見ると迫力が違います。想像することもおぼつかない程、遙か遠い昔に造られ、信仰の内に埋葬され、ミイラとなった主人を何千年も体内に抱き続けた黄金の棺が目の前にあり、何も語らない静かな顔は、けれど斜め上から覗けばとても優しい微笑みを浮かべていて、ただ綺麗なだけではない柔らかな温度を感じられました。うあぁぁぁこのマスクを設計した人に会いたい!!!(笑) 何でこんな表情を造れたんだろう??他のファラオのマスク
もこんな表情なのかな??斜め上からしか見れないこの微笑みを写真に撮りたーい!!!
 棺全体の迫力も凄くて、できれば30分くらいは見ていたかったけど、係員さんが「止まらずに歩いてご覧くださーい」と始終呼びかけていたから5分位しか見れませんでした(T_T)←後ろの壁際で立ち止まって見てたw 大規模な展覧会では良くあるけど、何時間も並んでまで見に来てる客をベルトコンベアに乗せるがごとく流していくやり方はどうにかならんもんですかね(怒)おかげで所々に設置してあったホワイトボードの説明書きが全部読めませんでした…(T_T)
 あ、そうそう、外での待ち行列は夕方4時以降は比較的空くらしく、並んでる間に係員さんが時間をズラしてくださーいとしきりに呼びかけていました。私達の場合は11時頃に最寄り駅に着き、そこから3時間待ちということでしたが正味2時間で会場の入り口に到達しています。平日の昼間でこの程度になりますので、これから行く人はどうぞ参考にしてください☆あと風が強くて寒いので上着とホットドリンクと暇つぶしアイテムをお忘れ無くw
 話は展示物に戻りますが、本当にそれぞれ、技術的に唸らされたり、デザイン的に感嘆させられたりする代物でした。同じ頃の日本といったら、まだ縄文時代で狩りをしていたころでしたっけ??天と地ほどの開きがあったことに愕然としますが、同時に現代ではそんなに開きがない(?)ことに「何がどうなるか分からん」無常感も感じられます。歴史を学ぶということは現在の自分はどう生きるか、というテーマにも繋がるので面白いですね(^_^)v
 
 そういうわけで少しでも興味がある人は、日本国内では滅多に見れないものなので見といて損はないと思います♪ 興味が無くて「それでお腹が一杯になるの?(^^)」と聞いてきた姉の旦那様、クリスチャンの貴方にはこう答えましょう、「人はパンのみに生きるにあらず」!!!
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