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6月に買った新刊 @ゆう

 今回は漫画オンリーになりますが・・・
 ・おおきく振りかぶって(12巻)
 ・シマシマ(5巻)
 ・プルートゥ(8巻/最終巻)
 入院中に2回ずつ読みました♪
 通称オオフリはやっぱり読み応えがありますね。コミック1冊平均15~20分で読み終わる私ですが、これに関しては30分弱かかります。それ位野球というスポーツの深さを味わうことができる作品です。しかもリアル。例えばバッターが打席に入って何度か素振りをして足場を固めてバッティング準備が完了するまでの僅かな時間にバッターが何を考えてるかっていうと、相手チームの戦略を読んで自分なりの作戦を考えて監督とサインで打ち合わせて気持ちを整えているんだとか。あるいはベンチで同じように戦略を練ってる時間が短いことを背景に応援音楽の節を入れて表してたり。こんな短い時間でこんなに考えてるのかと驚くし、同時に現実に良く
使われる応援音楽を毎回変えて背景に組み込んだりしてる描写の細かさにも驚きます。アニメでもリアルさを大切に演出してたので試合中のマウンドの雰囲気が良く伝わってました。また再開してほしぃなぁ(>_<*) そんなわけで今回も買って満足の1冊でした♪
 シマシマは・・・どう説明すれば内容がちゃんと伝わるのか、難しいところなんですがとりあえずキャラたちの感情に惹きつけられます。眠れない女性に男性を派遣して添い寝させ、良質の眠りを提供する、という内容の商売をする、自身も不眠症の女性オーナーとその従業員男性スタッフの話。あるいは利用女性客と男性スタッフの話。シリーズを通してイヤらしさだとかエロさは全く出てこず、むしろ真面目な、または純朴な雰囲気で話が進みます。キャラそれぞれの異なる性格も自然に描かれ、無理のない展開と設定に知らず惹き込まれます。今のところきぃさんと2人の兄姉、1人の友人に読ませたら全員「続きは?」と聞いてきました^^;絵もシンプ
ルで線が細いタイプなので、トーンを沢山使ってる漫画は苦手という人には向いてる漫画だと思います。因みに今回も新刊を読み終えて、「続きは?!」と思った私です(笑)
 プルートゥは手塚治虫原作で『20世紀少年』を描いた作者(名前忘れちった^^;)がアレンジしてる作品です。ぃや~まさか今回が最終巻になるとは思ってなかったのでビックリしました。展開がスピードアップして終わったような感じで、これならもっと細かく描いて10巻で終わらせても良かったんじゃないかと一読者としては思います。巻末の解説?を読まないと作者が伝えたいことを汲み取りづらいという事実は私の読解力が低いせいか、浦沢氏(作者名思い出した)の持ち味故なのか、判断しづらいところですね。初刊辺りでは細かく描かれててキャラの心情とかが良く伝わってた分、残念な最後でした。でも漫画界の中では歴史的な作品となるで
しょうから、1回は読んでおいていいと思います。
 そんなわけで6月に買った本は以上です。
 7月は何が出るのかな~♪♪
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