関西と関東の違いはいくつかありますが、今日はその中でも電車内の習慣諸々に関することをお話します☆
関西の乗り物内では良く、目の前で「空いた席に座らない」人を見かけます。関西しか知らない頃はそれが当たり前すぎて気にも留めてなかったんですが、関東では「空いたら座る」ことの方が当たり前でした。
次に、車内が混み合っても車両の中程に進んでいかない、あるいは進むけれども詰めてはいない場合が関西では、ままあります。一方、関東では結構、中程まで詰めて立ちます。
また、エスカレーターを利用する際に、関西では左右の両方が歩く、あるいは両方が止まる場合が良くありますが、関東では右と左で歩く側、止まる側がハッキリと分かれ、あまり崩れません。
その他、人の多い駅構内では関西だと人にぶつかりながら歩くことが横行してます。もちろんそうじゃない人もいますが、ぶつかっても謝らないし、ぶつかられた側も良くあることとして何も感じない風潮があります。関東だとぶつかったら割と謝りますし、まずはお互いがぶつからないように注意してます。
あと、関西では3人が座れるところを2人で座ってたりするのも良く見かけます。3人が座れるように詰めて座ると露骨にイヤな顔をされる時もあります。関東では真逆になります。
さらに言うと、乗車の際の横入りは関西では日常茶飯事です。こんな事をする人は、関東では非常識な人間だと受け止められます。
どちらも一長一短ある、と言いたいところですが、関西の方は一長が見つかりません。なぜなら、たとえば目の前で空いた席に座らない時、じゃあ他の人が座りやすいように立ち位置を変えるのかというと、大抵しないからです。空席の前に立ちはだかってるから、座りたい人はすみません、と謝ってどいてもらってからじゃないと座れないです。逆に、立ち位置を変えられない程混んでる時も座らないので、混み具合が全然変わらず、せっかく座れる位置にいるのに何をしてるんだ、と不快感を禁じ得ません。車両の中程まで詰めない点と席を詰めて座らない点、横入りの件に関しては、一長がないのは言わずもがな。エスカレーターで両方止まる、あるいは歩くことについては、しんどくても歩かなくちゃいけないか、急いでるのに待たなきゃいけない状態になるので迷惑に感じます。ぶつかり合いについては関西(大阪)らしいと言ったところでしょうか。あまり歓迎したくない習慣です。
東京には5年間しか住んでなく、関西には18年もいましたが、こんなところが目に付いて仕方ありません。故郷をいたずらに悪く言う気はないからこそ、非常に残念です。時折、関西に移住したきぃさんに申し訳ない気持ちにさえなります。今はただ、自分が関西の感覚にどっぷり頭から浸からないよう、気をつけてる毎日です。