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水没したチャーハンとその他いろいろのお話。 @きぃ

  • 2013年3月11日
  • 2022年3月5日
  • 雑記
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今日は待ちに待ったチャーハンの日、だった。
でも、こんな日になるとは思いもしなかった。
 
昨日、ゆうちゃんから「明日は王将のチャーハンにするからこの土日は頑張って家のことしようね」と言われ、昨日は子供たちとたくさん遊んで、今日はチャーハンを食べてから家の片付けをする予定だった。
今日は午後から雨の予定。チャーハンを買うなら早く出発しなければいけない。ついでにおむつも買おうということで家を出発したが、想定よりも早く雨が降り始めたため、ついでのおむつは諦め、持ち帰りでチャーハン買って家で食べようということになった。
風も強く、昨日とは違ってかなり寒い。おなかも空いた。
無事にチャーハンを購入し、早く帰ろうと思いながら自転車を漕いでいると、ゆうちゃんのレインコートが風でバッサバッサと飛びまくる。どれくらい飛んでるかというと、腰まであったレインコートが首から上を残したまますべて風下である左方向へ。助けてという声を聞いて後ろを振り向くと、前も見えていない状況だった。
笑える姿だったので爆笑しながらも自転車を止めてゆうちゃんの方に近付く。
 
このとき、自転車が倒れるかな、という意識は実はあった。
でも、2秒程度見て、それなりに倒れなさそうだし、すぐ戻るし、という思いでそこを離れた。
 
これが致命的だったとすごく思う。そのあとはゆうちゃんが先に書いたとおり。
自転車が倒れ、大好きなチャーハンとその他いろいろが側溝に落ちた。
 
大好きなチャーハンが流れていくのを見て呆然とした。
動けなかった。オレのチャーハンが流れてく・・・。
そう思いながら見るしかなかった。
 
その後、その他いろいろの存在に気付き、財布と携帯を救うために側溝へ。
水が流れてるところまで1mちょっとくらいあり、なかなか深い。
でも財布もPHSも必要なので仕方なく側溝の中に入って救出。
 
ゆうちゃんから「チャーハンは?」って聞かれたけど、救う気はなかった。
食べれないという思いだけが強く残り、食べれるのかを確認する気力もなかった。
 
――帰り道。
ゆうちゃんから話しかけられるも何も返せずにいた。
ゆうちゃんのレインコートがバッサバッサ飛んでいて前が見えなかったが、オレに助けを呼ばなくてもゆうちゃん自身で直せたことは分かっていた。でも、自転車が倒れるかもという問題は予測できてたし、今日はもうチャーハンは食べれないというショックが大きくて、ゆうちゃんを責める気はなかった。
そういえば王将のチャーハンは大抵密閉されてるから食べれたかもとも思ったけど、戻るには結構離れてしまったし、なにより、救出しに戻る気力はもう既になかった。
 
財布はカードが2割くらい濡れたものの、お札は無事だった。
携帯は水没で完全にアウト。たまたまスマホはズボンのポケットに入れていたので、スマホは無事。あと会社携帯も今日はなんとなく持って行くのやめようと思って持っていかなかったので無事。会社携帯はネックストラップで首に下げて持つことが義務付けられているので、水没でも始末書どころでは済まない(首に下げてたら水没はありえないから)。携帯に関して言えば「これだけで済んでよかった」の一言に尽きる。
 
新しい携帯は良品交換だけど、元の色は人気色で色がない可能性が高く、ピンク色になりそうだと言われた。機種変更のときにも色が少ないことは聞いていたのでそうだろうなと思う部分もあり、その点は腹を括るしかない。
一応今日はチャーハン食べれたし、夜はピザも食べた。
お金は飛んでいったけど、気力を回復するためには仕方のない犠牲だったと思う。
 
明日はたくさん残業することになるし、使った分は稼がなきゃね。
チャーハンは残念だったけど、またチャーハンを食べるために頑張りまっす。