未熟者でも親、親でも未熟者　＠ゆう

　夜中に目覚めの悪い夢を見て起きた。悪夢再び。今度は（私の）家族と食事中に男から銃で発砲される内容だった。
　男が本気なことは躊躇なく撃つ様子で実証されていて、そんな男に目の前で銃を突きつけられた私は最低な行動をとった。「やめて！やめて！」と言いながら父の背中に隠れたのだ。機転を効かせて男から銃を奪うわけでもなく、銃を恐れずに堂々と振る舞うわけでもなく、ただ止めてくれと懇願して父を盾にした。撃たれたら死んでしまう、全てが終わってしまう、目の前の黒い銃口から放たれるこのたった一発で。そう悟った瞬間に死にたくない！！と思って体が動いていた。取った行動も最低なら、夢とは言え銃を突きつけられて本性を暴かれた気分も最低だ。
　こないだの人間関係破綻（はたん）事件と続いて自分の未熟さ加減を思い知らされる。同時に、あの件は相手も未熟な点があったことや、これまで目にした親御さんの色んな未熟な点を思い出した。
　親って未熟者でもなれるし、親だからと言って分別があるとは限らず、親でも未熟者なんだよなぁ・・・。子供に偉そうなこと、全然言えないや(-_-;)
　ほんのちょっとでも未熟なトコをマシにする機会が子育てってやつなんだろーか。
　更けゆく夜に吐息がとける・・・。
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