昨夜、嵐山と四条大宮を結ぶ嵐電(らんでん)で、夏だけ出現する妖怪電車なるものに、初めて乗車してきました^^
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嵐山駅から乗のろうとしたのですが、かなりの人気で一便目の切符はGETできず、二便目の18:35を狙って並んだのが17:20でした(・・;)早ぃ・・・。係員の方が17:30からチケット発売用のゲートを開けると説明されていたのですが、それより前には5m程の列が出来上がっていました。絶対に乗車されたい方は遅くとも1時間前に発売駅に並ぶ必要があるようです。
切符を入手したあとは駅構内のお店を見て回って発車時間までのんびり過ごそうかと思っていたら、入手した後はそのままホームに残って、今度は乗車の列に並ぶ人の流れが大多数だったので、私たちもその場に残ることにしました。大人だけなら車内のどこに立とうが座ろうが問題ないのですが、3歳と4歳の幼児連れだったので、確実に座れるようにと並んだ次第です。ちなみに切符発売開始後はホームとお店が立ち並ぶ構内が区切られ、そこを出入りするには切符の提示が必要でした。私は切符をGET後に子供たちをトイレに連れて行くのに一度出入りし、その後はドンドン並ぶ人がホームに増えたのでそのまま妖怪電車がホームに入ってくるまで待っていました。切符を買って実際に乗車するまでの時間が長いし人混みで狭い空間にいるので、可能なら構内の店舗でテイクアウトしたものを飲み食いしたりしながら待つのがベターかなと思います。
ところでその妖怪電車がホームに入ってくるまでの待ち時間に、すでに妖怪に扮する乗客とも多数遭遇し、喜ぶ長男坊と次男坊でしたが、主催団体の本格妖怪がホームに出現すると距離を置きつつも凝視しっぱなし^^; 妖怪電車がようやくホームに入り、ブラックライトの青白い光だけが頼りの暗い車内にいざ乗車すると子供達はソワソワして座席から立ち上がり、ドアの前に立ち位置を確保。少しでも外の明るさが見えるところにいたいようでしたwww
車内は妖怪のポスターやら装飾であちこち趣向を凝らしてあり、お化け屋敷よろしく出来上がっています。出発後は一緒に乗車した主催団体の妖怪が数人車内を練り歩き、主に子供たちを驚かしつつ、乗客から求められると一緒に写真撮影してくれます。ここで一人目の妖怪に接近された息子たち、次男坊はニコニコ、長男坊は顔を強張らせつつ不動直立といった様子をみせました。が、そのリアクションでは面白くないなぁと思った私は、二人目の接近時に子供らの脇を抱えて妖怪の恐ろしげな顔と超接近させてみましたwww(←鬼www) その距離10cmくらいです。 とたんにニコニコしていた次男坊が泣き叫んで私にしがみつき、長男坊は両手で顔を覆って必死に目を背ける様子に一変。良し!と内心ガッツポーズの私でしたwww←鬼www だって子供の間ぐらいは妖怪は「怖いもの」でないとねぇ。
そんなこんなで最初は妖怪や車内のお化け屋敷めいた雰囲気に落ち着かないでいた大人達も、アチコチで同じように号泣する子供たちの様子に逆に和み、「また怖がったーwww」と面白がる展開に発展^^; 我が子たちも周囲の大人を沸かすのに一役買ってましたwww 秋田のナマハゲを体験したことはないのですが、こんな感覚なのかなーとも思いましたねぇ。
終点の四条大宮では折り返す妖怪電車に乗る人たちによって長蛇の列ができており、降車した妖怪達がさっそくサービスに努めて並ぶ子供たちを泣かしていました^^; 子供たちを念の為に駅構内のトイレに連れて行ったのですが、女子トイレは和式のみだったので男子トイレに行ってもらいました。作りが古く、数も少なかったので四条大宮駅でのトイレは極力使わない方がスムーズに動けるかもしれません。
ちなみに嵐山まで自転車で行ってた私たちは四条大宮から普通切符を買って嵐山にとんぼ返りし、サイクリングロードを通って自宅まで帰りました。桂川沿いのサイクリングロードは街灯が1つもないので非常に暗く、自転車の灯りだけが頼りの夜道です。見渡す視界の8割程が暗闇になっている道を、小さな灯り1つで進むのは、なんだか江戸時代の、手持ち提灯1つで夜道を歩く心許無さを体感しているようで、貴重な体験となりました。こういうのを経験していると、「夜」に対しての根本的な怖さや警戒心が生まれるから良いですね^^ 子供たちが本当の「夜」は怖いものなんだと実感できたら嬉しいです。
妖怪電車に乗車!! @ゆう
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