目覚めの狭間で最初に知覚したのは頭痛だった。これを「げんなり」という。朝一で今日の麗しくない全貌が見えたようなもんだ。
歓迎しかねる一日の始まりに登校拒否ならぬ登社拒否をもくろみかけたが、途中で今日中の仕事を思い出し、断念。案の定出社1時間後には仕事をしているというよりも、吐き気と戦っていると評した方が適正な状態になった。
昼にはしょうがないと観念し、かかりつけの医者に連絡。退社の定時までは飢え死にした腐乱死体のように仕事をした。
今はその医者の所に向かってるわけだが、久しぶりに定時で上がると日の明るさが目にしみる。こんな時間に帰れたら、そらぁ帰る足取りも軽かろうよ。ほぼ定時上がりを現実にしている我が社の経理課社員たちを思い出す。我が身の現状と危うく比較しそうになって思考停止。つまらんことは考えない方がいい。自分は努力と画策を重ねて定時上がりを現実にさせるだけでいい。それ以外は不要だ。
しかし苦労して持ちこたえた精神も、大阪駅の人の多さの前では儚い命だった。やはり体がダメージを負っていると、雑多な人混みの中を歩く、それだけで精神的ダメージを受ける。どうして人はこうも強い意識を放ってんだろうね。意識の流れだらけでクラクラする。もうちょっと穏やかに行こうよ・・・。
かくて腐れゾンビは消えゆく意識を引きずりつつ医者の足下に倒れたのである☆チーン
・・・ほんとに、休み明けだってぇのにねぇ・・・
休み明けからギブアップ @ゆう
- 2008年5月26日
- 日々徒然@ゆう
- 0件
-
前の記事2008年5月25日
あふたー @ゆう
-
次の記事2008年5月27日
腐乱け~ん @ゆう