午後からのバイトが７時半に終わった。
帰りに近所のスーパーできぃさんと待ち合わせ。
黄色のタートルネックの薄手ニットを購入。
処分のセールだったから安い。バイトの時着よう。
それからお惣菜コーナーに移動。
そこで友達の友達という関係で知り合った女の子と遭遇。
その子はそこでバイトをしてて、今まさにバイト中だった。
久しぶり＾＾と言葉交わしたら何とこのバイトは今日で最後なんだと聞かされた。
寝耳に水。
訳を聞いたら就職が決まって今週から働くことになったからだと。
「おめでとう｣と祝福してからどこに？と訊ねた。
答えは近所の介護施設。
元々そっち系の学校に通っていたのは知ってるから納得は早い。
ただきぃさんの一家（介護福祉に関わってる人が多数）からその大変さを窺い知ることはできてたから、彼女がやってけるのかどうかと心配にはなった。
でもそれはやってみないとわからないこと。
彼女の笑顔が曇ることもきっとあるだろうとは容易に想像できたが、それは誰しもにあるのだから致し方ないと自分の心配する気持ちに諦めをつけた。
今までありがとう、また私のバイト先に来てね、と笑顔で握手を交わすが、お互いやはり別れがたい。
きっともう会うことは無いんじゃないか、会ってもきっと片手の指で足りる回数だろうと感じてたのは、私だけじゃないと思う。
寂しいものは寂しい。
何度も別れと感謝の言葉をかけあい、体に気をつけて、と肩を叩き合った。
去りがたい脚を運んでお酒のコーナーに回る。
今日は朝から、夜は呑もうか＾＾、ときぃさんと話してた。
きぃさんが自分が飲むビールを選んでる間、私は突然飛び込んできた別れの寂寥感をかみ締めて待っていた。
・・・それでも門出は門出。
今来た道を振り返って彼女の姿を探す。
見つけた瞬間、彼女も気付いて同時に笑顔で手を振りあう。
これでいい。
今日会えたのはまったくの偶然だったけど、最後という日に会えて本当によかった。
その巡り合わせに感謝する。
それからきぃさんと私は家に帰って乾杯。
２人きりのゆっくりした夜が久しぶりだったもんだから、改めてお正月を祝った。
これからもよろしくね＾＾
去年は色々あったし、今年も色々あるだろうけどよろしく＾＾
うん＾＾
うん＾＾
そんな感じで夜は更けてった。
