仙台の友人からやっと避難場所から家に戻ることが出来たということと、ガス、水道、電気が全部復旧したとのメールが来ました。地域的にも津波の被害はない場所なので、余震はまだあるだろうけど帰宅許可が出たことについてはホントよかったなぁって思う。試しに電話してみたら繋がって、元気な声が聞こえてきてほっと一息。
電気が通るということはケータイの充電が出来るはずなので、これまでよりは電話もメールもあまり気にせず出来ると思う。回線がかなり混み合ってるせいかブツブツ途切れてたけど…だんだん良くなるはずだからまた電話しようと思います。
友人との電話中に母からも電話が来たので、その後に電話しました。
母も友人同様、いつものように元気でした。電気と水道は復旧したみたいだけどガスはまだ3、4週間くらい使えないそうです。友人とこは使えるみたいだけど?って聞いたらそっちはプロパンなんじゃないかなって聞いて納得。実家は市ガスらしい。
いろいろ状況を聞くと今一番困ってるのは、お金はあるけど食べ物がとにかくないこと、だそうだ。近くのコンビニはもちろん、スーパーも閉まってる。開いてたとしても1人3点までとか、制限がかかってるらしい。
情報もかなり飛び交ってるみたいで、雨に気をつけて(たぶんコスモ石油のやつでしょうね)とか、放射能が出てるから外は危険だとか(ニュースでは人体に影響なしと出てるけど、被災地では情報が浸透してないっぽい)、周囲の知らない人と話をして情報を得るしか出来ないからこそ、間違った情報が出回ってるらしい…。
そこらへんはウチラがたくさんニュース見て知ってるしネットでも調べられるからいろいろ教えられることを母に伝えました。食べ物も送って欲しかったみたいだけど、今は被災地方面への宅急便は届かないからね…。
母の家(というか実家)には家が津波の被害に遭った姉夫婦たちもいました。いずれは知ることになると思い、恐る恐る家はやっぱりダメだったの?って聞いてみたら床上20cmくらいだったと返答。あれ?床上?じゃあ家あるの?って聞いたら新築で丈夫だし、高台にして作ってるからなんとか流されずに済んだらしい。でも道路1本挟んだ古くからある家とかはないらしい・・・(==;
津波から逃げれたのはかなり運が良かったそうだ。
金曜日は旦那さんが夜勤だったのでまだ家にいて、長男は学校が学級閉鎖で家にいたみたい。次男も姉が保育園から連れて帰ってきたところで、津波が来るぞーって声が聞こえてきたから車で逃げたそうだ。津波はどこまで行っても迫ってきたようで、話を聞くと国道4号線近くまで来たそうだ。仙台空港から国道4号線ってかなりあるんですけど?!かなりびっくりです。
あと避難に関しても本来近くの学校に避難しなきゃいけないのに4号線まで逃げたのもよかったみたい。なぜかって学校まで車で逃げた方は命は助かったけど、学校に止めてた車は津波で流されたらしくて…。
旦那さんが夜勤じゃなかったら…長男が学級閉鎖じゃなかったら…津波が来るぞーって声が聞こえてなかったら…4号線まで逃げなかったら…。たぶん、4人全員で避難は出来なかったかもしれない。
本当に、4人全員無事で、家も床上浸水してるけど流されて無くってよかった…。
地震後、4日目にしてようやく、ちょっとだけですが安心できました。
仙台の友人、母とようやく電話が♪ @きぃ
- 2011年3月15日
- 2022年3月9日
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