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久々のケンカ…。 @きぃ

何気ないひとことが今までの2人の関係を壊すことはよくある話。オレがゆうに対して言った言葉もオレはそこまで考えてはいなかった。ただ正直に、見えるままに、思うがままに。ウソをつく関係はお互い嫌いだったから。だから…たとえそれが傷付く言葉だったとしてもオレは関係なく言うし、ゆうもそれを受け止める。ゆうもウソは嫌いだから当然の話。
けど今回それが問題になってしまったのはその言葉の意味も含め、状況が状況だったからだとあとで2人で話しあったおかげで分かった。


2人のデートでゆうの服を見てて、オレもゆうも気に入ったものを見つけて、そんで試着して…。試着したゆうの格好を見てオレが冗談半分で「サバ読んで19歳くらいかな」と言ったらそれでゆうが不機嫌になって…。
最初はよく分からなかった。「似合う?」と言われてオレは「見慣れないから良くわかんない」と答えた。ゆうはほとんどスカートは履かない。だからゆうがロングスカートを履きたがっていてそれで履いても、オレはそれを見て認めることは出来なかったんだ。
ロングスカートは元々オレの好みではない。しかもゆうが選ぶものはほとんどがゆう以外の身近な人の方が合いそうなものを選ぶのでオレはそのたびに「○○ちゃんとか○○ちゃんの方が合うよね」と言ってて…。
そういういろんなことが重なって結局ゆうは泣いてしまった。泣きながら「そんなにスカート似合わないならもうスカート探すの疲れたし一生履かない」と話すゆう。オレはオレで良く分からなくて何も話すことが出来なく、ただただゆうの言葉を聞いてた。
 
感想を求めるゆうの気持ちにこたえてオレは正直な感想を述べる。これのいったい何が悪い?合っていないものに「可愛い」だなんてオレは言えない。オレの「可愛い」という基準を下げたくはないし、その低い基準のものをゆうに着させたくはない。だから何が悪かったのかオレは分からなかったんだ。
でもゆうと話をしてるうちに分かったことがあった。オレの「サバ読んで…」発言を近くにいた店員さんが聞いてたようにゆうが見えたらしく、若作りしてるように見られてるような気がしてすごい恥ずかしかったと言う。たしかにそうだった。オレの後ろには店員さんがいて声が聞こえていたかもしれないという可能性はあった。
 
ゆうと夜ご飯を食べながらの反省会はいろいろ話した結果、真剣に考えてなかったオレが悪いという結果になった。他にも問題はあったのだけど今現在ちょっと眠くて何があったかうまく思い出せない…。
自転車をこぎながら駅から家に向かう2人はこんなことも話した。「きぃさんと久々にケンカしていっぱい泣いちゃったけど、前みたいにこの人とずっと一緒は無理だなとは思わなかったよ」と、ゆう。「オレもゆうとケンカしてゆうを泣かせちゃったけどだからと言って別れるとかそういう方向に行きはしないだろうなと思ったよ」とオレ。
「あーだから泣いてるときにあんまり話さなかったんだー」とちょっと怒るゆうに対しオレはオレで「あーあんときはなんでこうなったのか真剣に考えてたんだよ」とフォロー。
家に着き、ちょっと休憩し、オレはブログを執筆中。ゆうはゆうで耳掻き持ってオレの右耳を掃除したそうな感じなようで…。なんかあれだけ泣いたのに同じ日にここまで仲直りするものちょっと珍しかったり。これだけ付き合うとお互い成長してることが分かります。
あ、成長というより妥協すべき線をようやく理解しただけなのかもしれません。なんとなくそんな気がします。