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ゆうと2人で大学へ。 @きぃ

大学が開催する公開講座の1つを受講しに、ゆうと2人で大学へ向かった。なぜゆうと2人でなのかというと、それは大人の事情ってよるもので…(汗。


じょ、冗談です(汗。
理由はデスね、ネットで出会ったオレとゆうは生まれも育ちももちろん違うため、学校で一緒に勉強したことなんて当然ありません。でもオレの中では1つの夢だったんです。
隣の席で微笑む彼女を見ながら、
「あーダメだ…」
『どうしたの?』
「いや…、黒板を見たいんだけどさ、キミの方が眩しくて見えないんだ…」
『いやんもうきぃさんったら…』
「あぁダメだ…君だけを見ていたいよ…」
とかなんとかバカップル丸出しなことは言うわけないけど、でも、学校生活の中で同じ学校に彼女がいるっていう経験って1度はしてみたかった。そういうのないですか?
そんで、ゆうと話したらそういう経験してみたいねってことで。前々から話してたんです。そして今日…申し込んでいた講座の第1回目があったので大学へ向かっている、と、そういう話の流れです。
雨が降っていたので手は繋げなかったけど…、うん。これはもし学校生活にホントこういう状況があったなら勉強なんか身に入らない気がするね。大学に着く前に早くもバカップル宣言してしまいそうで、学生の頃に彼女がいなくてホントよかったなぁと思います。
 
校門を入って今回の資格講座の教材を買って、指定の教室へ向かう。人は数人程度。そんなにいないもんなのかと思ったらそれからまた数人来た。結局そのあとすぐに先生が来たので結局全員で10数名といったところ。思った以上に人がいないのでちょっと驚いた。
講座は始まり、本講座と資格はこういうものですよ的説明をされて本題へ突入。買った教材に沿って講座は進められた。初級の情報系資格なのでオレの場合は多少分かるところがある。でもパソコンに詳しくないゆうにとっては難しいだろうなってのはオレも分かってるとこ。
そこでオレは自分の勉強と言うよりもゆうが勉強しやすいようにノートを書くことにした。先生がかなり省略してたのでオレなりに分かりやすくコメントを書く。ふと隣を見ると黒板と教材を交互に見て「ぷー」と軽くほっぺを膨らまし、不貞腐れたゆうの顔があった。あの顔は「ワカンネェよ~」っていうゆうの顔。そして考えるのを放棄するという意思の現れでもある顔だ。
やっぱりノートは頑張るしかないようだ。そう思ったオレは先生のコメントを聞きながら分かりやすく分かりやすくノートを書くことにした…。
 
…授業が終わり、2人は雨の中大学を去った。雨のせいでかなり寒かったし小腹も空いてたので途中でミニストップに寄った。それぞれ飲み物とポテトとか食べれるものを買って席に座り、ほっと一息。そして今日の講座について語りだす。
話を聞いてみると先生が省略していたってのもあり、ゆうは半分近く理解していない感じだった。そこでノートを取り出し、これは本当に重要だから覚えておいた方がいいかなって部分を言いつつおさらいしていく。やはり情報系の用語をあまり知らないのが痛いかもしれない。苦にならないように教えていきたいなぁと思いました…。
 
夜は2人でおいなりさんを作りました。
おいなりさん

京都も仙台もおいなりさんは四角なのに、東京のおいなりさんの袋はなぜか三角。2人で「なんでこんな形してるんだろうね」と言いながら酢ご飯を詰めていく。ゴマとじゃこも入ってる酢ご飯なので味見の時点でおいしさは問題なし。
詰めるときはどっちが綺麗に三角おいなりさんを表現出来るかを競ったのだけど、結局ゆうに軍配が上がった。お米3合分だったので半分を2階にいるゆうの兄姉たちにお裾分けし、そしてウチラも食べ始める。ご飯がおいしかったのでゆうは梅酒、オレはチューハイを呑みながらおいしく食べました。
疲れてたせいかオレは食べ終わったあと寝てしまい、そのまま就寝。ゆうはそのあとどうしたのか分からないけど、でも寝るときに傍に来てくれたのは分かった。
 
資格勉強は始まったばかり。オレは絶対合格したいから当然そのつもりだけど、ゆうにも出来れば受かって欲しい。出来る限りサポートはするから、なんとか負けずについてきて欲しいものです。