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『コウノドリ』 (鈴ノ木ユウ)  @ゆう

 私には今年で37歳になる姉がいるが、以前、韓国人男性と結婚したことはここでも報告している。んで、その姉がこの度めでたく初子を身籠った。日本で出産するには出産費用がけっこう必要になるらしく、韓国人の旦那の稼ぎではそれを用意するのは厳しいということで、今回は韓国で出産予定することに決めたそうな。
 妊婦生活というものは私の経験上、リラックスを心掛けつつもやはり色々と変化する諸症状に全く不安が無いわけではない。そして1ヶ月に1回、あるいは2~3週間に1回という頻度の検診日には、赤ん坊に何か異常が見つかるかもしれない緊張感と、お腹の中にいる赤ん坊をエコーで久しぶりに見れる期待感とが混ざったドキドキに包まれる。姉の語学力は日常会話レベルなので、検診の際に説明される内容には専門用語が多く、咄嗟に理解できない話も多いだろう。そして韓国人は大抵が早口で、かつ、外国人といえど言葉を理解できない者に特別丁寧に話す習慣は無いので、話が分からないまま検診が終わることも珍しくない。
 そういう諸々の緊張を孕んだ検診日に、事件は起きた。
 韓国人の旦那が、検診後、「退屈だから、もう検診には付き添わない」と、のたまったそうな。
 ・・・・てめぇ、自分の奥さんの不安すら汲み取ることもできねぇのか!? (▼皿▼#) カチーン!!
 「ごめんやけど仕事が忙しいから…」とかなら分かる。でも「退屈だから…」は断じて許せん!!
 しかも、流血とかが苦手で怖いから「出産には立ち会わない」のだとか…。
 いや私も分かってるよ? そんな反応は韓国人男性云々ではなく、日本人男性だって珍しくない話で、そもそもこの内容は「事件」扱いにする程でもないんじゃないかという、そもそも論すら展開できることも分かってる。さらには夫婦の間の話なんだから妹といえど外野がどうこう言うべきところじゃないのも分かってる。
 でも分かってる上で敢えて言わせてもらおう。 これは許せない話だ。
 理解できないなら『コウノドリ』を読んでみてほしい。それからもっぺん自分の奥さんと赤ちゃんのことを考えてほしい。
 血みどろが怖いから出産に立ち会いたくないという世の中の男性は、女性だって血みどろが怖いことを理解しているんだろうか。出産中の痛みは「痛みに強い・弱い」の次元なんか吹っ飛んで、ただただ「痛い」だけだ。そこから逃げられない奥さんを一人残して、自分は苦痛の叫びが聞こえない場所に逃げるなんて、私には許せない。
 大体プロポーズの時には熱烈に愛を語ってたのに、妊娠・出産の段階でその態度ってどうなん?!
 奥さんを思いやらずに自分の気持ちばっか大事にして・・・そんなん愛妻家じゃなくって愛私家やろ!!
 そんな奴は右手と結婚して生涯オナっとけ!!
 …とまぁ夫婦間の話とはいえ、あんまりにも腹が立ったもんだから(↑旦那さんに直接は言ってませんよw)、旦那さんには『コウノドリ』を紹介して、その考えを改めない限り日本に来日しても我が家の敷居は跨がせないから宣言をしちゃいましたΣ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ☆←これにはきぃさんも同意してますw
 紹介した『コウノドリ』は、私的には産婦人科の待合室だとか高校の各教室に置いたりして、その内容が広く世間に知られて皆の「常識」になれば良いと思っています(`・ω・´)