きぃさんが会社の人から本を貸してもらって、それを私も読ませてもらったんだけど、これが驚くほど良い作品だった!しかもイラストは偶然にも好きな人だったしw
『ウィザードリィ外伝Ⅱ 砂の王 1』(著 古川日出男、イラスト 小島文美)
元々はRPGゲームで、それを小説化したものらしいんだけど・・・
ゲームをこれっぽっちも知らない私でも十分惹きこまれた。意外。・・・そう言っちゃ失礼だけど、これまで原作ゲームの小説版を読んで面白いと思ったことがない。だから本当に意外で驚いた。
さらに驚いたのはこの作品が作者にとってのデビュー作だということ。処女作でこんなに書けるんだ!すげー!!そんな風に思ったのは『E.G.コンバット』(著 秋山瑞人)以来だ。
さらにさらに驚いたのがこの話は1巻で止まったまま、未完になってるという事実。∑(゚Д゚;)ブルータス、お前もか・・・・・・lllorz
実力ある『原作○○の小説版』って終わらない運命にあるんだろうか・・・(TдT*)悲しすぎる。
しょうがないので同じゲームの、これまた小説版(でも今回挙げた本とは違うシリーズになる)『アラビアの夜の種族』というものを読んで、せめてもの慰めにしよう・・・(T*T)