点滴ハプニング発生☆
…昨日今日と点滴づいてんなぁ…( ̄_ ̄;)
何が起きたかって話す前に点滴の通常モードがどんな状態なのか、百聞は一見に如かずってことで写真を載せてみた。それぞれ軽く解説すると以下のようになる。
・腕/水色の部分が針の辺りで、そこから管が動かないよう2種類のテープで固定している。
・管の接合部分/点滴の袋から伸びてる管と私の腕から伸びてる管のドッキング箇所。入浴時はここを外して中身が流れ出ないように塞いでから行く。
・ステンレスバー上/点滴の袋と、その薬液の流量を24時間コントロールする機械。
・ステンレスバー下/昨日言ってたカート部分。段差で引っかかった場合は一カ所を踏んづけて反対側を浮かせ、そのまま乗り越えさせたりする。
※管の内側/常に薬液が体内に入っていってる状態なので通常は透明に見える。腕に力が入るような動作(肘を曲げたり手を突いたり手首を返したり)をすると多少血液の逆流が見られるが問題はない。腕から力を抜いて伸ばしていると血液は体内に戻っていく。
さて、通常モードを何となく分かってもらえたところで今日は何が起きたのかを説明しよう。
ハプニング発生時刻は朝6時。起床時間になったのでトイレに行こうかと体をベッドから起こしたとき、腕に固定されてる管の内側が全部真っ赤になっているのを発見。透明な部分がどこにもない状態に、これはいつもの「多少の逆流」どころではないと焦る。えッそんなに力を入れてたっけ?と自分の動きを回想し始めた瞬間、ズボンの一部が何かで濡れた。えッ何??と見ると膝の上に先端が繋がっていない管が横たわっている。
…先端が繋がっていない?
その現実がどういう事実を差しているのか咄嗟(とっさ)に理解できず、無意識に腕の管から伸びてる赤く染まった部分を目で追った。視線の先の赤い部分が見る間に管の内部を逆流していっている。進むその先には膝の上の先端が繋がっていない管。
ーーー!!
そこでようやく管が「外れている」事態を理解した。慌てて掴んで先端をキツく折り曲げる。かろうじて出血は免れたが一体何故??疑問の目を指先に向けると管の先端には透明なネジがあった。それは点滴の管との結合部分。見ると点滴から伸びてる管の結合部分も足下に垂れ下がっていた。何らかの理由で結合が解けたらしい。こんな事は初めてだ。
兎にも角にもまずは助けを呼ぼうとナースコールを押す。押してから何と説明したらいいものか、考えがまとまらない内に音声パネルの向こう側から応答があった。ますます慌てた結果、「点滴の管が抜けました」という簡潔(かんけつ)故に説明不足な回答をしてしまい、案の定「えッ?」と看護士さんを戸惑わせてしまった。言葉に困っていると「取りあえずそちらに行きます」と音声が途絶え、代わりに走る足音が遠くから聞こえてきた。
ベッドを区切るカーテンが開けられ、現れたのは3~4名の看護士さん。いつもは1人しか来ないから人数の多さに驚いた。私の回答に事態が飲み込めず、それでも緊急性が高いかもしれないと判断された結果らしい。ベッドに座って外れた管を折り曲げて持つ私と、垂れ下がった点滴の管を見て看護士さんもビックリしたようで、「えッここが外れたの??」と急いで処置を進めてくれた。看護士さん達が心配した血管の詰まりは発生せず、お陰で処置は5分とかからず終わった。結合部分はまた外れないようにとテープで巻かれ、その後は通常モードの朝に戻れた。
ベッドに横になって落ち着いた後、続く点滴ハプニングに「二度あることは三度ある」という言葉を思い出す。うーん(^_^;)無ければいいけど。有っても大事に至らなければいいんやけど…f^^; ちょっと自分の行動にも色々気をつけてみます☆
そんな朝でした(笑)
点滴事故ならぬ… @ゆう
- 2009年7月28日
- 日々徒然@ゆう
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