10年以上前に出た小説なんだけど、原作は「☆よしみる」で小説の著者は秋山瑞人。
原作は一度も読んだことが無く、小説のみを繰り返し読んでいる。独特の表現が面白く、漢字を追うことが苦痛じゃない人にはいつも薦めている。
ただ、難点が1つだけ。それは未完であること。
現在3rd(3巻)まで出てる筈(最近調べてないけど・・・)で、そこまで読むと「続きは?!」となること必至。そんな境地には立ちたくないけどちょっと読んでみたい人は2nd(2巻)まで読むことがベストかも。話が一応落ち着くし、最後の最後で泣けるから読み切った感を味わえる。
入院中に久しぶりに読んで、やっぱり2ndの最後で泣けた。10年経って読んでも泣き所で泣けるのは名作の証だろう。いくら原作というしっかりした骨組みがあったとは言え、ここまで独創的に書いて読者を笑わせ、泣かせるのは、この作品が著者の秋山瑞人にとってデビュー作であることを考えれば凄いと言っていいと思う。
現在3rdも読み返そうかすまいか、ものすご~く悩み中。入院という楽しみが限られた閉鎖空間の中で、どれだけ自制心を保てるかは定かではない・・・。
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『E.G.コンバット』 @ゆう
- 2009年6月25日
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